
ネットが遅い原因は様々な要因がありますが、主に4つのカテゴリーに分けられます。
今回はネット速度遅延の改善方法をご紹介させていただきます!
回線には基本的にADSL回線、光回線とVDSL回線の3種類があります。
ADSL回線は電話回線を用いた通信方式です。こちらは家庭で使用していた電話回線をそのままインターネットで利用できるというものです。一方光回線は光ファイバーケーブルを使用するもので大容量のデータを高速にやり取りできるため、従来のADSL回線よりも圧倒的に速くなっています。VDSL回線はマンション等で使用される回線で、共用部まで光回線を引きそこから各部屋までは電話回線用いる方式です。
回線別ネットの速度比較は以下です。
ADSL最大速度:下り最大50Mbps、上り最大5Mbps程度
VDSL回線最大速度:下り最大100Mbps程度、上り最大100Mbps程度
光回線最大速度:下り最大1~2Gbps、上り最大1Gbps程度
※1Gbps=1024Mbps
※1Gbpsは1秒間に125mbのデータが転送可能です。
最近では光回線が主流になっていますので、ADSL回線を使用している場合は光回線への変更を検討してみましょう。
GMOのとくとくBB光は他社と比べて比較的安価なので選択肢の一つになるかと思います。
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しかし、回線やプロバイダーの諸契約が面倒、または工事が出来ないという場合はこちらをお勧めします。
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また、ドコモのスマホをご利用の場合はセット割で通信費がお得になります!
月額料金 | 通信速度 | 接続台数 |
\5,280(税込) 端末代\73,260(税込)は36ヶ月利用で無料! | 5G:受信時最大4.2Gbps/送信時最大218Mbps 4G:受信時最大1.7Gbps/送信時最大131.3Mbps | 66台(Wi-Fi:64台/有線LAN:2台) |
ただし、光回線に比べると安定性は劣るのでオンラインゲームの中でも特にFPSはお勧めできません。
FPSゲームをメインでやりたいなら光回線を契約しましょう。
プロバイダーとはインターネットに接続するための事業者です。
正式名称はインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)と言われますが、
プロバイド(provide)=提供する、つまりインターネットを提供する者という意味です。
回線と混同しやすいですが、回線は物理的な配線をするところまでです。
インターネットを閲覧するにはプロバイダーを契約する必要があります。
※回線とプロバイダーをセットで提供している場合もあります。
特に時間帯でネット速度の低下を感じることが多い場合はプロバイダー側の問題が高いです。
現在使用しているプロバイダーを回線の種別と併せて確認しておくと良いと思います。
3つ目はネットワーク機器に問題がある場合です。
1.経年劣化等により速度が落ちることがあります。
再起動で速度が復旧することがありますが、時間が経つとまた遅くなることがあります。
上記の場合は機械の不調が原因と思われますので買い替えをご検討ください。
2.WiFiの周波数帯が5GHzではなく、2.4GHzになってしまっている場合も遅延に繋がります。そもそもWiFi機器から5GHzの周波数帯出力が設定されていない。なんてこともあるので設定を確認する必要があります。
無線機器で5GHzの設定はされているけどPCが2.4GHzに繋がってしまうという可能性もあります。バンドステアリング機能が有効であれば自動で切り替わりますが、設定が有効になっていない場合、無線機器側で設定するか、PC側で優先バンドを選択する必要があります。windowsPCでの優先バンド選択方法は後日ご紹介します。
PCやスマホ側の問題で速度が出ない場合もあります。
元々速度が出ていた端末が遅い場合は再起動やOS、WiFiドライバーのアップデートを行ってみてください。
最初から速度が出ていない場合は古い端末を使用していたり、回線やネットワーク機器が原因でない限り、OSやハードウェアに問題がある可能性があります。一度ご自分のほかの端末やご家族の端末と速度を比較してみてください。特定の端末のみ遅いということであれば、端末に問題がある可能性が高いため保証期間内にサポートへ連絡し、対応していただくことをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。ネットが遅い原因の切り分けは大変ですが、必ずどこかに原因があるものです。
ネットワーク環境を快適にして仕事やゲームをストレスなく出来るように頑張ってください!
それでは!
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