Fortigateのネットワーク接続方法(DHCP)についてご紹介します。
今回はFortigate40Fを用いてご説明します。
Fortigateの電源を入れ、STATUSランプがついたらLANケーブルでPCとFortigateのLANポート(40Fの場合は1~3)に接続します。
PCでコマンドプロンプトを起動してFortigateの初期IPアドレスである192.168.1.99にpingの応答があるか確認します。(ping 192.168.1.99)
下図のように応答があればブラウザのURLバー上でhttps://192.168.1.99と入力します。

警告が表示されますが無視して詳細設定→192.168.1.99に進む(安全ではありません)をクリック

ユーザ名とパスワードの入力画面に入ります。
初期はID:admin PW:なしでEnter

パスワードを設定するように求められます。
初期はパスワードを設定するように求められますのでOld Passwordを空欄のままNew Passwordに任意のパスワードを設定してください。
次の画面では英語で何か言ってますがBeginしかないのでBeginを押します。


すると、また何か出てきました。
要約すると
バージョン7.2の自動アップグレードを許可するか拒否するか選びなさい。ということのようです。
許可する場合はアップグレードリリース日から何日後の何時にするかを決める必要がありそうです。
特別な理由がない限りはアップデートされたほうがいいので今回はデフォルトのまま進めます。
続いて動画のようなものが出ますが、OKで閉じます。

管理画面内に入りましたら、まずは「Settings」で以下を変更します。
・ホスト名
任意です。今回はDEMO-Fortigate40Fにします。
・Time zone
(GMT-9:00)Osaka,Sapporo,Tokyo,Seoul
・言語
日本語


続いて「ネットワーク」→「インターフェイス」→「lan」をダブルクリックします。
以下の画面ではFortigate本体のIPアドレスやDHCPの範囲を変更できます。
今回はIPアドレスを192.168.1.99→192.168.100.1にします。
DHCPは192.168.100.110-210
本体のIPアドレスを変更する際はDHCPの変更も忘れないようにしてください。PCがDHCPで割り当てられなくなります。


続いて「ネットワーク」→「インターフェイス」→「wan」をダブルクリックします。
上位にルーター等がある場合はアドレッシングモードをDHCPにすることでルーターのDHCPが割り当てられます。
ルーターのサブネットは「lan」側と競合するとネット接続できないため注意してください。

上位のルーターのlanポートとFortigateのwanポートを接続してネット接続を確認できました。
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